浜松の歯科Blog

私の考える良い医療、良い治療

浜松市にありますNSデンタルオフィスの院長の鈴木です。

ちょっと今日は歯の話というよりも医療について皆さんに知っておいて頂きたいお話しを書こうと思います。

私の父は4年前に癌によって他界しているのですが、その際に私の母親が、どこから聞いたのかわからないですが、様々な民間療法の情報を仕入れてきて様々な民間療法にチャレンジしていました。
母親も必死でしたので私は特に口を挟まずに見守っていたのですが、ある日こんなことを言い出しました。

放射線治療をしても体が悪くなるだけなので、放射線治療は行ってはいけない。

お医者さんが放射線治療を勧めているにも関わらず、それが体に悪いから受けないと。

そして、水素がたくさん含まれたお風呂に毎日入れるために水素風呂を買うんだと。

こういう経験ってここまで深刻じゃなくても皆さんもあるのではじゃないでしょうか。私達の歯科で言えば、どう考えても他の歯に悪い影響を与えるので抜かなければならないのに、それを放置して抜かない治療をする先生が良い医療を提供していると思っている患者さん。確かに抜かなくても良かったんじゃないかと思う歯はありますが、それは論外として抜かなければいけない歯を抜かない方が良いと考える方いらっしゃいます。

何が言いたいかというと、皆さんが思う良い治療というのは何を根拠に良いとしているのか?と言う事です。

私達医療人は根拠の積み重ねで医療を行っています。何万人という人の過去のデーターを研究する研究者がおり、そのデーターを日々の勉強で蓄えて患者さんに提供するお医者さん。これで医療は成り立っているのです。
例えば、民間療法を信じるというのは、世界中の優秀な研究者が人生をかけて癌の治療法を研究していますが、それは無視して、何を根拠としているかわからない水素風呂で癌の治療を行うという事です。
冷静に考えてどでしょうか?例えば、サプリメントで癌は治るのでしょうか?水素風呂で癌が治るのでしょうか?そうであれば、とっくに医療に取り入れられているのではないでしょうか?

医療は様々な優秀な人間の研究で成り立ってきたものです。選択肢はご自身にありますので、治療を受ける際はよく考えて受けるようにしましょうという事を皆さんにお伝えできればなと思いました。
世の中には医師免許、歯科医師免許を持っている先生、しかも大学の名誉職についている先生の中にも、根拠のない治療を提唱する先生もいます。しかし私達の世界では1人の先生の経験だったり成功体験による意見より、何万人という被験者から得られる統計学データの方が重要視されます。それがEBM(evidense based medicine)です。

できれば皆さんには、偉大な研究者達が人生をかけて積み上げてきた統計学的根拠のある医療を信じてほしいという気持ちでこの記事を書きました。頭の片隅に入れておいていただければと思います。

NSデンタルオフィス イオンモール浜松市野 1F

院長 鈴木 宏尚

テーマ:

 顎関節症の治療におけるスプリント治療

浜松市にありますNSデンタルオフィスの院長の鈴木です

顎の病気全般に関する物を顎関節症と呼びます。(顎変形症意外)

顎のトラブルの多くの治療にスプリントというマウスピースを使用する治療があります。

経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

実はこの治療、なぜ効果があるのかメカニズムが全く解明されてないんです。

けれども顎の治療で使用すると症状が良くなるケースもあることは事実です。

当院では最初の選択肢としてマウスピースを作ることは滅多にありませんが、治療を進めていく中でマウスピースを使用するケースがあります。

ただ、なぜ効果があるかは解明はされていませんので、「なぜ、マウスピースで顎が治るんですか?」という質問は答えられません笑

顎の症状でお困りの方は1度ご相談下さい。

NSデンタルオフィス イオンモール浜松市野 1F

院長 鈴木 宏尚

テーマ:

難関な根が二股にわかれている部分の歯周病。根分岐部病変。

浜松市にありますNSデンタルオフィスの院長の鈴木です

私達歯科医師の中で、昔から治療が難関だとされているのが根分岐部病変と言われる根と根の間の骨が溶けてなくなってしまう病気です。

要因は2つ考えられ、お口の中全体的に歯周病が進むことにより、根の分岐している所がトンネル状になってしまいそこに汚れがたまりやすいことで、根と根の間の部分だけ他の部位より著しく歯周病が進んで骨が溶ける可能性。

もう一つは歯の神経の管が根の中に通っているのですが、その管が根の分岐の辺りで側枝という枝分かれをしており、その枝分かれ部の神経は物理的に取ることができないため、神経の治療後に細菌が同部で繁殖し、分岐部の骨が溶けてしまう可能性です。

どちらも防ぐことが難しい上に、その後の治療も明確にこれをしたら治るという治療がなく、長年歯科医師を悩ませています。

現状、経度の段階では様子見を行い、症状が悪化してくると根を半分に割ってしまって掃除ができるようにしたり分岐部の部分を完全に貫通するようなトンネルを裏側まで遠し、歯間ブラシが入るようにします。

ただ、この治療で必ず根分岐部病変が止まるわけではなく、やらないよりもやった方が寿命が長いという物です。

私の感覚では治療を積極的にしたけれども救えない事も多く、もはや諦めてしまい、治療をせずに経過を見るだけの先生が多いように感じます。治療をしたとしても厳しい結果になると患者さんの信頼を失う事が多いからです。

当院ではこのような治療を積極的に行っておりますが、あくまで患者さんの理解のある時だけです。

根分岐部病変でお悩みの方は1度相談して頂き、治療方針を決定していきますので相談したい方はご連絡下さい。

NSデンタルオフィス イオンモール浜松市野 1F

院長 鈴木 宏尚

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